やさしい暮し舎

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曼荼羅ガーデンと避難体験ワークショップ後半 2014年7月17日

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夜は避難してきたつもりになって、夕食も各々が用意した物を食べます。酒さえあればと豪語するのはkazubaaba。
豆麻っぱには電気はきていません。日が沈めば街灯もなく暗闇。料理するのには薪を使う。
暗くなる前に急いでubaabaから火の起こし方を学びます。まず周りから燃えるものをどけるところから。ティピの中央で火をたきます。
 臼井「火は寂しがり屋です。寄り添うと燃えます。火起こしは子育てと一緒です。
    最初は小枝 おっぱい そして火種を作り 離乳食 普通食と進みます。
    火はかまいすぎず見守ることも大事です。



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臼井さんはいつの間にか、ぺール缶ぬかくどの用意を整えて、説明が始まります。
私にも作れると即座に思える単純な仕組み。中にいくつか穴をあけた缶が入っていて間に籾殻を入れ内側で火をつければ、あっという間に籾殻に燃えうつり炎を出し始め,羽釜をおくと又すばやく沸騰。5分後には火から下ろして蒸らしておきます。
これは是非作っておきたい。自分で熱源を作ることができれば,生き抜く力にもなりますから
学校などでも教えていくといいですね。
baabaでさえ,いけるぜ、なんて自信がふつふつ湧いてくる。

ペール缶ぬかくど詳細http://www.ultraman.gr.jp/perma/nukakudo2008.htm#%83y%81[%83%8B%8A%CA%82%CA%82%A9%82%AD%82%C7%82W%8C^

私は日頃用意してる避難用リュックの中にあった総菜レトルトを、ケリーケトルで湧かしたお湯であたためましたが、暗くて見えないし小枝などの準備不足で最初は苦戦。
次はいけるぞ。いきなり避難本番でなくてよかった。
差し入れで頂いたトマトがおいしいこと。
そして、ぬかくどご飯のおいしさ! 皆おかわりしていました。

暗闇も時間が立つにつれ目がなれて明るく感じられるものです。だんだん見えなかった物も見えてくるのですから。強すぎる明るさで、見える力も奪われてしまうのかもしれません。
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周囲の田からカエル、裏山からは鹿の声、草むらからは虫の音。
ランプの炎とおき火になった焚き火だけのやさしい明かりは,人の心を近づけるようです。
皆の会話の声も暖かく心地よく、ティピにシートが回りきれなかったので見上げれば星も見える。心地よい風もはいり、これがちょうどよかった。
この開放感はティピの左巻きスパイラルにもあるのかもしれません。

ふっと外に目を向けるとふわりと蛍が。立ち上がって田んぼに目をむけるとたくさんのホタル。
「あんな高いところに!」と言う声に振り向くと、裏山の高い木の上にもホタルの点滅。気がつけばティピはホタルに囲まれていました。
小屋の上の木にはクリスマスツリー状態。皆の感動が一つになって伝わってきます。
この山に受け入れてもらえたのかな。

17日
5:00 もう皆起きています。

すでに臼井さんは、なにか嗅ぎ回っている様子。
水です!山からの水の道を発見!!
野生動物が臭覚で見つけ出した瞬間に立ち合ったようです。
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もう、振り向きもせず夢中で掘り出しています。
そりゃーもう全員が周りに集まり、興奮状態で手伝います。
臼井さんはお気に入りのおもちゃを見つけた子供のようです。
それが私たちのワクワク度数を高めます。臼井さんは言葉だけではなく全身で伝えてくれる。

ついに流れを作り上げ竹を半割して節を取り、これを渡して私たちの水道ができあがりました。
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これが,美味しい!この後は飲み水はこれ。
山の命の循環が、身体を通って行くような気がします。
恵まれてるなー。ゆたかだなー。

baabaたちは、これで一気に夢が現実化してきました。水さえあれば...
そして今後のビオトープ計画が臼井さんの中で廻り始めたようです。

沼地による緩水濾過 水場 水利用 水洗トイレ 池に流して鯉を飼いビオトープ バイオジオフィルターで浄化 田んぼに流れ 米作り 水の流れ 美しい循環プラン (臼井さんのfbより)

さあ山にトイレのための落ち葉拾いに出かけます。
豆麻っぱのトイレはumebaabaの考えたプランタートイレ。使用後に土壌菌に分解してもらうため
落ち葉や土をかけておくのです。いつかいっぱいになったら畑になります。
プランタートイレ http://mamemappa.seesaa.net/archives/201406-1.html
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膝を痛めた者、腰を痛めた者(私ですが)がいましたが,竹を切った杖をたよりに全員登ります。
 
臼井「一番弱い人が2番手を、サブリーダーが1番最初を、リーダーは最後を歩き全体を把握
   指示を出す。おのずと弱い2番手の歩みになる


いい山です。つれてきたmabaabaの飼い犬「マメ」が獣を追って駆け巡っていましたが
ちゃんと帰り道で待っていました。
いつか犬達を駆け巡らせてやりたいと思いながら、不安で今回初めて離したmabaaba
はちょっとウルウル。夢に一歩近ずいた。

AM10:00
残った根っこを掘り出し、いよいよ曼荼羅ガーデンを作ります。
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畑を踏まずにすべてに手が届くよう、通路としての溝をつくります。
さあ、ティピを立てます。今度は自分たちだけで。
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積んであった干し草で畑を覆います。この場所にいっぱい繁茂していたカヤです。
必要なものはすべてある。

これで雑草は日を遮られて生えにくくなります。これならやがて土に還ります。
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種を蒔くところだけ,カマで切って隙間をあけ、
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雑草の種が残っているかもしれないので表土1cmをとりのぞいたところに蒔く。
一つは大地のために、一つは鳥のために、一つは私のために。
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土をかぶせた後、上からぐっと押さえる。それで地面の水があがります。
水をやる必要はありません。雑草を刈りとって上にかぶせますが、すぐに枯れてお日様が適度にあたり乾燥しすぎも防いでくれます。一種類ではなく何種類もの自然採取の種をまきました。
多様性ですね。
野口の種http://noguchiseed.com/hanashi/index.html
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ティピの支柱の周辺には豆などツル性の物を。寒くなればティピにビニールなど巻いて
温室にもなります。
除草剤も肥料も水をやることさえ必要ありません。
 
臼井「日本という国は5日に1回風がふき 
    10日に1回雨が降る国です。
    これが天下太平の理ことわりです。五風十雨と言います。それほど恵まれた国が日本です。    水をやる必要はありません。水を何時もやっていると根は育ちません。
    過酷であればあるほど根は張り水を探して日照りの時でも枯れません。」


瑞穂の国ですから。

周囲の草や木もお茶や食料、染料、治療にも使っていきたいと思います。
虫も敵ではありません。

命の循環の曼荼羅ガーデンが、これから始まります。
 
臼井「100点を目指して60点でよしとすべし トータルで150点であれ
    60の寄せ集めが100点を超えます。
    分断して競争する世界からこれからは融合する時代です。 
    今までは分けた時代これからは合う時代 分かち合う 完成の時代です。」
 

楽しみです。
baabaなりに、自分の頭も手も,感性も観察力も全部十分に使って、自然と対話して智恵をしぼりだしていきましょうか。
  臼井「人の言葉は間違うが、自然は間違いが無い」 ですから。
魂がついてこられるスピードで、じんわり美味しい未来の生き方モデルを目指します。
 
始まり はじまり。
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by yasashii-kurashi | 2014-07-19 23:21 | 田舎暮らし