衣装作りで関わらせていただいた、和太鼓 志多らの新作「蒼の大地」が
いよいよ5月新城公演を皮切りに全国公演がはじまります。
それに先がけ行われた長野県茅野市にある守矢資料館敷地内のミジャクジ神への
奉納演奏に、参加させていただきました。
ミシャクジ神は縄文時代から受け継がれた自然信仰。
芸能の神という側面もあるという説もあり、確かなことはわかっていないようです。
メンバーの背中の絵文字は、原作者であり創作書家でもある愛芽さんが縄文文字をイメージして
創作したものです。
小さなお社に舞台に関係する代表者が玉串を捧げます。
直前に頭上に現れた太陽を囲む虹のような輪。
まるで見守ってくれているようです。
演奏が始まりました。なんでしょう、このワクワク感。
太鼓の響きが、風に乗って諏訪の土地に広がっていきます。
すべてが心地よいです。
後ろに見えるのは守矢資料館です。建築家、藤森照信の作。
自然素材をいかし、屋根を立ち木がつらぬいています。
全身で演奏する喜びを表す志多らの奏者。この若者達の姿を見るのも和太鼓の醍醐味のひとつ。
五臓六腑にしみわたりますぜ。和太鼓の響きは屋外が合います。
私ばかり,いい想いして来られなかった人に悪いような..
勇ましくも愛らしい。「花祭り」の志多ら舞。花祭りの起源にかかわる「蒼の大地」
全国公演、きっと成功します。
演奏が終わった時、お社の真上に来た日輪は、よくできましたの◎?
楽しかった!!早く舞台を見たいーと口々に、見上げた時にはいつの間にか、いつもの空に。
参加できたことに感謝です。