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やさしい暮し舎

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脱原発を歩こう!ストップ HAMAOAKAぱれーど〜 yoriko

先が見えない福島の原発事故以来鬱々と何かしなければと思っていたところへ友人からこのパレードのことを聞いた日、他の知人、友人からも同様のメールが届きました。誘ってくれた友人と娘二人とともに27日の日曜日の朝指定の名古屋栄のバスターミナルを目指してこの日から開通した桜通線のピッカピカの相生山駅から地下鉄に乗って出発。
呼びかけているのはこの春高校を卒業したばかりの若い女性とその友人たちとのこと。こんなに若い人が行動を起こした事にやりきれない状況の中、一筋の光を感じる。マダステタモンジャナイゾ ニホン    10時40分を過ぎるとどんどん人が増えて   
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 それぞれのメッセージを表したプラカード、♡の形の風船   ベビーカーを押した人 愛犬を連れた人、きりんやら豚のかぶり物をした人、様々な年齢層の人々が集まっていました。 年輩の方も以外に多く 白髪の初老の婦人が「デモなんて生まれて初めてよ」と友人らしき人と楽しげに風船を持つ。背中に「2歳と7歳の子どもの母親です」と子どもの似顔絵を描いた厚紙を下げたママさんも。子ども連れも多い。バスターミナルは混み合ってきたが、なかなか出発しないと思ったら、どうも届け出た人数100名を大幅に超えたためこの人数でのデモ行進は警察から待ったがかかったようです。

とにかく100名は車道、残りは歩道ということで出発。三越の周囲を回って、KANの愛は勝つを皆で合唱したり、メッセージを読み上げたり 
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新鮮だったのは 主催者の若さと(ほとんどが未成年の学生とのこと)、中部電力への申し入れ書の文面。まず、いままで安定した電力供給のおかげで不自由無く生活できたことへの感謝から始まります。これ団塊の世代のはしくれとしては、ホゥッ!と感心します。デモといえばこぶし振り上げてたよね。
そして東北地方太平洋沖地震の被害は天災であるが現在進行中の福島原子力発電所の事故は人災であり、避ける事が出来たはずではないかと続きます。そして私たちは将来社会を担った時に多くの人々を傷つけ苦しめる可能性のある原子力発電の責任や、放射性廃棄物などの負担を背負えない、原発震災という大きなリスクを負ってまで、原発で働く誰かを被爆させてまで原子力発電所を必要とする生活を追い求めませんと訴えています。大人達よ 心してこの声を受け止めましょう。

(中電が)再生可能な自然エネルギーへの転換を図るなら全力で支持します。まずは東海大地震の前に一刻も早く浜岡原子力発電所の停止をと結ばれています。全く同感です。
  
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中部電力の前で アピール あくまでなごやかに

300〜400人の参加者と見ました。 いや500人という声もありましたが
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最後に中電前の公園で集合主催者の関口詩織さんから挨拶、参加者へのお礼 今後の活動への意欲を述べた後解散となりました。主催者の方々は用意してきた花束とメッセージを希望者とともに中電に届けに行くとのことでした。
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能天気な日々を送っていた自分でも震災以来 日本の行方にどうしても明るい見通しが持てなくなっていましたが若い人から素晴らしい可能性を見せていただき、もしかしたら日本は大丈夫かもしれないまだやれることがあると感じられた一日でした。

シーンパァイ〜ナイカラネ〜♪ カナラズ サイゴニ アイハカツ〜口ずさみながら 本当にそうであります様にと願いながら帰途につきました。 










 
by yasashii-kurashi | 2011-03-29 01:40 | 行ってきました