ーそれぞれの価値から保全と利用を考えるー
COP10(生物多様性条約第十回締結国会議)が、ここ名古屋で開催されています。
それに関連して各地の大小様々な自然保護に関わる団体、グループがブース展示を始めいろいろな活動をします。その中の一つ
「屋久島生物多様性保全協議会」が、10月24日(日)に地元名古屋の当ブログの住人yorikoが事務局を努めています、
「相生山緑地の会」と恊働で天白区徳林寺でシンポジュウムを行います。
屋久島生物多様性保全協議会は、屋久島固有の絶滅危惧種の調査と保全を通じて、貴重な生態系を後世に残すべく多くの活動に取り組む環境NGOと行政機関による会です。
相生山緑地の会は名古屋という大都市に残された緑の島のような相生山緑地を自然と民家が共生する都市型里山として提案し、活動を行う任意団体です。それぞれ違う自然環境をもつ二つの地域ですが、それぞれ価値ある大切な自然です。COP10をきっかけに、地域に残された自然とどうかかわっていったら地域の真の豊かさを実感できるのかを考えてみたいと思います。
日時
10月24日(日) 午後6時ー9時 開場 午後5時30分
場所
名古屋市天白区徳林寺本堂 参加費無料
基調講演 湯本貴和氏(総合地球環境学研究所教授)
湯本貴和 京都大学理学部卒、同大学院理学研究科植物学専攻博士課程修了、熱帯雨林や照葉樹林における動,植物の相互関係の研究に従事してきた。現在,130名あまりの研究者との共同プロジェクト「日本列島における人間ー自然相互関係の歴史的・文化的検討」のリーダーをつとめ、日本の半自然草原や里山の歴史、あるいは生物資源の持続的利用等の研究を行っている。
同時開催 屋久島写真・ポスター展 「屋久島・多様性の世界と保全の課題」
10月23日(土)ー25日(月)徳林寺ギャラリー ハスタクティにて